オヤジたちのチャレンジがスタート!!


集合


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


今年は京都で国民文化祭が開催されます。福知山では、「盆踊りフェスティバル」と「鬼シンポジウム」の2つのテーマで文化祭行事が開催される予定です。


鬼のシンポジウムのプログラムの中で、能「大江山」が開催されることになり、厚生会館で毎年「狂言を観る会」を開催している我が「福知山狂言会」に舞台設営等の協力依頼が福知山市からありまして、本格的な打ち合わせがスタート致しました。


o1


今回上演される能「大江山」は、登場人物が他の能に比べても大変多い大作で、地謡、鳴り物、後見、狂言方、ワキ並びにワキツレ方、シテ方と20人以上が登場する演目です。


この他に、国民文化祭オープニングセレモニーや鬼の基調講演とパネルディスカッションも午後から予定されています。


o2


毎年厚生会館に能舞台を設営して狂言を観て頂いていますが、今回の能舞台は、橋掛かりの幅や地謡座の広さの確保など、例年の舞台より大きく製作する必要があり、柱を立てたり、観客から鏡の間が見切れない様な工夫等が必要で、スタッフ一同頭を抱えている部分が多々あります。


o4


残念ながら厚生会館の会場設備は特殊かつ貧弱、舞台人泣かせの劇場でして、そのために色々な製作物やレンタル品、持ち込み道具や設備を必要とします。
さらに、講演会、パネルディスカッションも演能の前の時間に予定されていますので、能舞台を使ってそれらの行事をさばく演出も必要です。


o3


10月終わり頃の本番に向けて、プラン図や進行、運営のプランニングや提案、プレゼン等が本格化します。そのために、早い段階から色々な資料作りやプラン決定をしていく必要があります。
この日は女性会員ひとりと、オヤジ4人で熱い時間の打ち合わせが深夜まで続きました。


久しく福知山市では「能」の公演はありません。
20年ほど前に開催された福知山城薪能以来の演能になります。
劇場の設備の問題も、「今ある施設をなんとか生かしきる」という思いで取り組みたいと思っています。現状の事態を嘆いていても何も生まれませんし・・・


金剛流宗家出演による、能「大江山」を、我々オヤジ軍団は苦しみながらそして楽しみながら、本番準備のお手伝いをしていきたいと思っています。


 


 

最近のコメント

    アーカイブ