京都府北部唯一の国宝建造物、拝見。

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綾部の上林地区の民家カフェでふわとろオムライスを食べた後、

散策していて「国宝 二王門」の文字に誘われて行ってみた「光明寺」

人の姿が全くない舗装された山道を上がると行き止まりの駐車場。

車を置いて整備された石段を上がると目の前に「朱色の国宝」が見えました。

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あまり管理が行き届いているとは言えない雰囲気の朱赤の門、

参拝者もなくひっそりと佇んでいる出で立ちでした。

門をくぐり坂を上がりさらに階段を上がった所にお寺の伽藍がありました。

立派な大きさのお寺でしたがここでも全く人影なしでした。

静寂の中での山桜と八重桜に光り輝く新緑の楓が眩しいほど輝いて見えました。

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丹波の名彫物師「中井権次一統」の作品が本堂にありました。

柏原・中井家は江戸時代中期から昭和初期にかけて作品を残しています。

福知山でも長安寺さんや久昌寺さんなどにもその作品があり、丹波市、篠山市、

福知山市、綾部市、但馬地方、丹後地方など確認されているだけでも

200以上の神社仏閣を数え、特に「龍」の名人として名高い彫物師の様です。

龍もさることながら、鯉とその水紋のデザインが素晴らしかった。

この日の仏閣めぐりは費用ゼロでしたが、充実した奥綾部の探索旅でした。

 


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