無機質な素材が織りなす「涼やかな世界」

晴耕社ガラス工房代表「荒川尚也」氏の個展に行って来ました。
「みなも展」京都市のGallery SUGATA で開催されていて
最終日に要約参加出来ました。

最近ゼンマイの力を使った動くオブジェ作品も発表されていて、
今回並んでいたのは「蓮」
ゆっくりした時間の中で蓮の花が開花する言わば「からくり仕様」
何時間もかけて開花したり閉じたりを繰り返します。
一番心動いた作品でしたが、高価でしたので眺めさせて頂いただけ…

生活の中でいくつかの器を利用させて頂いています。
今回は個展最終日で、器の作品はほとんど売り切れ状態で少なく、
とても残念でしたが、新しい出会いは次回以降のお楽しみに・・・。

今年の春に工房にお邪魔して以来、今年2度目のご対面、
作品展で拝見する「器」や「作品」は、また違った緊張感があって、
所有欲が高まります。この日も最終日にも関わらず、
沢山の器を求めていらっしゃるお客様が多かったです。

無色のガラスのなかの無数の泡が、色んな表情を作ります。
光りが透けるとまた違った表情を見せる器たち。
過ぎていく「時間」を楽しめる力が荒川さんのガラスにはある、
と思っています。

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