古刹での「句会」

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先週の木曜日の夜は、ロータリークラブの夜例会でした。


毎年9月のこの時期に「お月見親睦会」と題した移動例会が行われます。


43市内の善光寺さんの本堂とお庭をお借りして、例会と夕食、その後に句会です。
5,6年前から一夜限りのお寺のライトアップをして秋の夜長で「句」を考えるという趣向になっています。


このキレイで幻想的な景色を、会員50人だけが独占しているのは、なんとももったいない事ではありますが・・・・・・


毎年優秀な俳句に賞が授与されますが、私の未熟な「句」は、見事落選でした。毎年素晴らしい俳句を詠まれる会員様も多く、脱帽状態です。


石畳に並べられているのは、小さなキャンドル。キャンドルの揺らめく灯りは本当に心が和む想いです。


最近の日本の家の中は、お昼と同じように異常なくらい明るく、夜は暗い事を楽しむという文化は、余り根付いていないように思います。


必要な所に必要な灯りの量だけを使って、暗闇や暗さを楽しむ、という事はなかなか出来ないようです。特に日本の住宅事情は、やたら蛍光灯の全て明るい照明器具が多く、「明るく、明るく」という方も多いような気がします。


要らない灯りを落として、必要な所の灯りだけを残したら、きっと同じ部屋でもまた違った楽しみ方ができると思います。


ぜひお試し下さい。私は個人的に家での蛍光灯の灯りはどうも好きにはなれません。


 


 

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