老舗のチャレンジスピリッツ

食前茶前菜


素敵なお店に出会いました。


老舗のお茶屋さんがフランス料理です。


老舗名は「福寿園」


スープ


薬味


京都市の四条通りに福寿園京都本店ビルがあります。地下1階から9階まで全て「お茶ワールド」でした。


その3階に「京の茶膳」という


メイン食後フランス料理のフロアーがあります。


写真はお昼のランチ、食前酒ならぬ、食前の水出し玉露、前菜の後のスープのトッピングは、お茶の葉です。隣の写真の薬味、この器の中には「煎茶」「てん茶(抹茶に挽く前の茶葉)」「抹茶」の3色の薬味が入っていて、お料理にトッピング感覚でかけて召し上がれ、という塩梅です。


前菜からメインまで、全てお茶のトッピングがあり、初体験のメニューでした。


味は正統派のフレンチで、料理全てにお茶の味がする訳ではありません。


デザートの飲み物は、ほうじ茶カプチーノか抹茶カプチーノがチョイスできます。


細かく挽いた茶葉をエスプレッソマシンで抽出したカプチーノは美味しかったです。


この階以外にも、2階は軽食や甘味、地下は宇治茶工房になっていて、自分好みのお茶をブレンドして作れたり、抹茶を石臼で挽けたり楽しそうでした。


寛政2年1790年、210年余の老舗の茶屋が、現代のモダンな味付けで改めて伝統の文化を問う、というチャレンジスピリッツを感じるお店です。


福寿園 京都本店は京都市下京区四条富小路角


075-221-2920 四条烏丸と四条河原町のちょうど中間位の位置です。


ギフト用品にもお洒落で、粋です。1階が「京の茶舗」になっています。


ぜひ、和モダンな「老舗の粋なしつらえ」を楽しんでみては如何でしょうか?


 


 


 

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