何十年ぶりやろか・・・

京都市の繁華街、四条通リと新京極通りが交差する辺りに、
甘栗の老舗 「林万昌堂」さんの本店があります。
近くを通りかかるといつも香ばしい匂いに、ついつい吸い込まれそうになります。
市内の親戚の者に良く頂いて食べた記憶がありますが、
もう何十年も口にしたことがなく、この日は久しぶりに一袋買い求めました。

この紙袋を紐でくくって包装して頂くのはずっと前から一緒、
昔からあったんやろか? 大粒と小粒が選べました。
この日は自宅用に大粒を一番少量の200gを持ち帰りました。
帰ってからお店のWEBを確認すると、創業明治7年、
栗は中国河北省産の最良質な物だけを厳選されているとのこと、
お店も京都本店以外にもタカシマヤや阪急など関西の百貨店の他、
札幌丸井今井や名古屋でも購入できる様でした。

昔から変わらぬこの和紙の袋から出てくるカワイイコロコロの栗は何も変わりません。
時代を超えて今なお多くのお客様の評価を得ていらっしゃる老舗の味に
ちょっと感動しながらいただきました。
焼きたての風味を味わうために、レンジで少し温めて・・・。
炒れたてのほうじ茶と一緒に寒いこの季節にいただくのは、
最高に贅沢なひとときを感じれる古都の老舗の味でした。

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