先日購入したコンピューターソフトに付いていた開発者のメッセージ本の一節・・・
「開発クルーの一人が知人と一保堂というお茶屋に行きました。知人が「何も言わないからとにかく飲んでみて」と言われお茶を飲むと、これまで20数年の人生の中で始めて味わう感動的な味がしました。「何これ?こんな美味しいお茶飲んだ事ないよ」と叫ぶと知人はうれしそうな顔で「でしょ?」と言いました。
しばらくたって、開発クルーは彼女を一保堂にさそいました。彼は知人と行った時と同じ席で同じお茶を注文しました。知人が言った様に「何も言わないからとにかく飲んでみて」「何これ?、こんな美味しいお茶飲んだ事ない」と彼女は彼が知人に言ったのと同じように叫びました。彼は知人と同じように「でしょ?」
彼はそのとき初めて知人がどれだけ嬉しいかわかりました。
どんな時に人は「嬉しい」と思うのか?それは、同じ「想い」を共有できた時だと思うのです。彼は自分の「想い」をガールフレンドや友人と共有できたことが嬉かったのです・・・・・・・・」
WEB製作ソフトのメッセージ文でしたが、「なるほどな~、いい話やな~」と思って家に帰ると、なんと、その文章に載っている「一保堂」の煎茶が置いてあってビックリ!!
知人からの喪中明けのお返しで送られてきたものだったのですが、なんという偶然!
箱を開けると、なんともドキドキするような茶缶が出てきました。
同封されていた「お茶の淹れ方」に忠実にしっかり目に茶葉を入れ、80度のお湯をそそぎ、ゆっくり待つこと約1分
ドキドキしながらいただきました。
いやー、まったり、とろとろ、51年で初めて飲む味!とまではいきませんでしたが、本当に美味しいお茶でした。
高級なお茶は、ひょっとしたら最高の贅沢かもしれません。お茶が出来るまでの待つ時間、芳醇な香り、深い味わい、・・・・・・・
これは日本の本当に素晴らしい文化です。コーヒー好きの私も再認識。
今夜も、この美味しいお茶をいただきます。クセになりそうです。
茶葉をケチらない事、湯の温度に気をつけること、特にこの二つが大切ですね・・・
一度「一保堂」さんにお茶を飲みに行かなければ・・・と思っています。
全国の百貨店でもお買い求めになれるようです。詳しくは下記のWEBをご覧下さい。
京都 寺町二条 一保堂茶舗 http://www.ippodo-tea.co.jp
最近のコメント