TVで見た「あの人」の仕事が見たくて、行ってきました!!

人気番組「情熱大陸」3月放映で採り上げられた


展示デザイナー 木下史青(キノシタシセイ)さんの仕事を見に行って来ました。


「情熱大陸」へのリンクは ここをクリックして下さい。


ポスター今、木下さんの仕事が拝見できるのは、


「国宝 薬師寺展」です。


東京国立博物館で開催中でした。


 


看板建物木下さんは、日本初の


博物館展示デザイナーです。


テレビを見て初めてその職業を知りました。


館内展示のレイアウト、照明、全ての見せ方を総合プロデュースする、という仕事内容に、感動してTVを拝見しました。


どんな演出で見せて頂けるのか、ワクワクしながら入り口に立ちました。


 


低照度の館内は「黒」と「白」のシンプルなカラー構成に、「赤」が印象的に使われているなんとも憎い会場のカラー構成です。3体の国宝の仏像に対して、見事に不必要な飾りを廃して、仏像に釘付けになる展示レイアウトは見事でした。


私は、照明の事が気に掛かり、展示以外の空間をキョロキョロ見渡しておりました。テレビの番組で苦労されていた照明の当て方、当てる方向、当てる光量、照明器具の選択、光源の選択等など、感動しました。LED光源も使用してあり、この白い光が、仏像の体をなんとも神秘的に光らせていました。こんなに色々な照明器具を配した展示会は経験がありません。決して奇を狙わず、しかし細やかで繊細な仕事振りに感動です。


造作物も、照明器具をうまく隠せるように意図的に製作してあり、長方形の展示物には、光を長方形に切って当てるなど、心憎い演出がなんともカッコイイ!!


今まで色々な美術館や展示を見てきましたが、今回の経験は初めて!!


舞台美術や舞台照明を連想させるような「見せる」演出が本当に素晴らしい展示でした。


毎月1回の東京への勉強会の翌日、今月は、ご紹介した東京国立博物館と、皇居近くの東京国立近代美術館を見学してきました。美術館のご報告はまた後日MAKINO LETTERにてお伝えします。


今日ご紹介した国立博物館は上野公園内にあります。


上野上野公園女房には聞いていたけど、上野ってこんなに広かったんだ~~、という感じです。


大學の美術館や本当にたくさんの美術館等の施設が公園内にあります。


ワクワクするような、素晴らしい「アートの森」を体験した一日でした。


 


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