先日楽しみにしていた「北斎ー富士を超えてー」展に出かけました
大阪、あべのハルカス美術館で11月19日まで開催中です。
平日にも関わらず大盛況で入場まで随分並びました。
チケット売り場も大混雑で、前日チケットのWEB注文して大正解でした。
北斎が60歳を超えてからの作品にスポットが当てられた作品展、
特に晩年前の肉筆画は圧巻で、大感動の作品が続きました。
大好きな作品のひとつ富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」「赤富士」は無論
長野県の小布施町の祭り屋台天井図「濤図」の一対は圧巻の肉筆板画でした。
北斎最晩年88歳から90歳の肉筆画に「百」の朱印が押されています。
この印には百歳まで生きて、神の領域に達し、
「一点一画にして生けるがごとく」描きたいという北斎の強い意思の表れとか。
「伊藤若冲」と「葛飾北斎」、大好きな心震える最高の絵師であり芸術家です。
ぜひこの機会に「画狂老人」の作品を観にお出掛け下さいませ。
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