昨日の「日食」は如何でしたでしょうか？

福知山でも曇りながらも、まあまあ見れたみたいで当社のスタッフの小学校でも100人位の大盛況だった様です。

出張先の東京は、朝から残念な「雨」。羽田空港も、写真のようなシトシト雨が降っておりました。ＡＮＡ便の１０時羽田発の飛行機に乗り込み10分ほどで雲を抜けたら写真のように真っ青な空。

ところが計算違い。雲の上でさあ観測と思ったら、太陽が見当たりません。なんと、太陽はこの季節、この時間機体の上から照り付けています。下から覗き込むように何とか観測できましたが、なかなか写真が撮れません。

仕方なく、日食観測グラスのフィルムをデジカメのレンズの前に添えて、手でカメラを上に向けて持ち、勘を頼りに、バチバチ沢山撮りました。失敗作の中でなんとかお見せできるのが上の４枚の写真です。

伊丹空港到着が１１時過ぎ。ガッカリしながら駐車場へ向う時、雲の切れ間からちょうど食が最大級の太陽がのぞいてくれました。どの写真もあまり良くない写真ですが、クリックして頂くと拡大します。

最後の写真は、もう１２時前に食の終わり頃に撮影した写真です。

昨夜のＴＶのニュースで各地の中継を見ましたが、皆既日食は周りが暗くなって本当に神秘的ですね。まさに黒い太陽！！

昨日の朝の番組で宇宙飛行士の「毛利さん」が、スペースシャトルから見た地球よりも、子どもの時に見た「皆既日食」のほうが印象的だ、とおっしゃっていました。

全てのものを人間が操作できる錯覚に陥った今の時代に、自然のすごさと、人間の無力さをひしひしと感じる「超神秘的瞬間」が「日食」だ・・・・・と。

そんなにすごい瞬間を、生涯で一度は経験しないといけないですねえ。

毛利さんの言葉通り、人間はあまりにも傲慢になってしまった事は確かです。

自然界のほんの小さな生物の一種に過ぎないのにネ。

でも日食のお陰で、空を見る事が少ない現代人が、昨日は沢山の方が「空｣を眺めた素敵な日になった事は、最高の日食効果だと思っているのですが・・・！！