技術者魂がウズウズ・・・

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先日、店舗に眼科の先生がお見えになり、


「子供用の遮光眼鏡」というのはありますか?というご質問をお受けしました。


3歳のお子さまらしく、お聞きしたスタッフも子供用の遮光眼鏡は見たこともなく、私に連絡をもらいました。


 


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出来れば大人用にあるような、サイドや上部から光が入りにくいものがあるのでしょうか?というご質問でした。


まだ処方の段階ではないということでしたが、私も思い当たるような商品を思いつかず、全国のメガネ店グループの知人に相談してみました。知人達も「ピンとくる商材を思いつかないなあ~」という事でしたが、福井のメガネ屋さんから、写真のような面白い商品をご紹介いただきました。


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「目マスク」という商品で、注文して取り寄せて、早速子ども用のフレームに取り付けてみたのがこの写真です。


思いもよらず、なかなか使えそうな予感です。


元々は、花粉症の方や、眩しさを防ぐためにご自分のメガネにくっ付ける品物で、クリアと薄いブラウンと写真のような濃いブラウンの三色を発売していました。


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誠に勉強不足でした。


三歳の患者さんは「無虹彩症」で、毎日の保育園でも眩しくて困っていられる様子です。


眼科の先生に早速お見せしたところ、写真を撮って頂き、検討してみるという事でした。


このままでは、この「目マスク」は外れやすく、子どもに装用する事になった時は、フレームと一体化して外れないようにする加工が必要だと思います。


以前同級生が肺の病気で常に酸素吸入をしないといけなくなり、その酸素用のパイプをメガネにきれいに収めるフレームをメーカーと一緒に特注製作した事もありました。


今回の商品でも、かなりサイドの出っ張りが大きく長いので、子どもさんの顔に合わせて、カットして削り込んで加工を要すると思います。


このような、特殊なリクエストがあると、何とかサポートできるものがないか、また商品がないのなら特別に作れないのか、俄然ファイトが沸いてきます。


技術者魂というか、職人気質に火がつきます。


難しければ難しい程、何とかしたくなりますね。


今回の眼科の先生のご質問のお陰で、またひとつ良い勉強ができました。


お尋ね頂いた先生に感謝!!です。


 


 


 

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