チョッと変わった仮面劇?

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大学生の頃から聞いたことはあっても、なかなか観る機会のなかった
「壬生狂言」 (みぶきょうげん) を始めて観ました。

古都はあいにくの雨でしたが、壬生寺の建物の隣にある建築物で毎日5曲くらいの上演が続くようです。

人気の曲「炮烙割」を見ましたが、最後は高さ3メートルの舞台の上から千枚以上の素焼きの皿(炮烙)を落として割り、痛快に終わります。

もともと円空上人が布教のために唱えた融通念仏から始まった仏教無言劇という事でした。

毎日1000枚単位で炮烙を割りますので、舞台の下は割れた残骸で一杯。

本来の狂言のように台詞は一切なく、パントマイムで演じられ、全て面を付けて演じられることも狂言との大きな違いのようでした。

春の壬生狂言が終わると、徐々に初夏の日差しと風が古都の町を吹き抜けるようです。♪♪♪

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