桃の節句は、・・・哀愁の風情

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3月の声を聞いた途端に春めいた気候になった感があります。

朝晩はまだまだ寒さ厳しいですが、日中は随分暖かくなってきました。

桃の節句の季節になって恒例の小さな「お雛様」を出しました。

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人形の後ろを見ると昭和58年作と彫ってあるので、購入してから34年、

兵庫県の出石の町のギャラリーで一目ぼれして購入した人形です。

ちょっと武骨な彫りと愛らしい表情が今も変わらず大好きです。

 今回このお雛様を見ていて中年?熟年夫婦に見えてきました。

力強そうでどっしり ご鎮座されている奥様、

恐らく尻に引かれて寡黙で何処となく哀愁を感じるご主人の顔、

不平不満は口にせず、飲み込んで口を結んだ表情が、わかる、わかる・・・

何とも滑稽で思わず苦笑する桃の節句のお雛さま鑑賞でした。

 

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