春を告げる1268回目の行事

先日薬師寺の「新旧水煙同時展示」を観に行った帰り、初めての行事に参加。

3月1日から14日まで繰り広げられる「修二会」を見学に行って来ました。

奈良東大寺二月堂の「お水取り」といった方が馴染みのある行事名ですね。

3月12日には大きな籠松明に火がともり、夜半にお水取りの行事が行われるために、

特に多くの観光客で埋め尽くされますが、平日は比較的混雑が少ないと聞いていました。

この日は午後7時から10本の松明が二月堂に上がります。

この日二月堂下に到着したのが5時過ぎ、当初は人もまばらでしたが、いつの間にか超満員。

通路等の灯りが消えて、暗闇に静寂が訪れ、鐘の音と共に行事が始まりました。

約25分間のお松明の灯りに圧倒され、思った以上に全身に火の粉をかぶり、

髪の毛も(私の場合頭皮も)体中灰だらけでしたが、一年の無病息災のご利益があるそうです。

この様な荘厳なる行事が、毎年途切れることなく1268年に渡り続いている事は、

本当に素晴らしい事です。

週末や12日を避ければ、思ったよりゆっくり見る事が出来そうですので、ぜひトライして下さい。

高速道路事情も良くなって福知山から車で約2時間、日が落ちると冷えますがオススメします!!

東大寺二月堂のお水取りが終わると、関西にもそろそろ春が近づきます。

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