3月5日の MAKINO LETTER でご紹介した子ども用のフレーム、
先日残念なお知らせがメーカーから届きました。
この商品は、当社では主に乳幼児様の弱視治療や治療用メガネとして
長い期間販売させて頂いてるシリーズのニューモデルでした。
KOOKIというブランドで、子どもたちの治療に積極的な眼科様にも
大変信頼を頂いていて多くの子どもたちに掛けて頂いています。
子どもたちの顔や頭の大きさはひとりひとり違っていて、
左右の耳の位置や耳までの長さも違いますので、当社では、
前のプラスチック部分の大きさと左右それぞれの長さの違う部分を、
メーカーで付け替えて頂いて発注納品して頂いています。
しかしながらこの新しいモデルは品薄を理由に、
当面決められたサイズしか納品できないという連絡でした。
乳幼児の子どもたちにとって、一日でもメガネが掛けれない事は、
治療効果に大きな影響を及ぼし、出来る限り避けなければなりません。
そのことを、この商品を製作する福井の老舗眼鏡会社は、
充分ご理解になっていると思うのですが、他のモデルでも欠品が続いたり
同じ色のフレームが慢性的に欠品したりすることもあり困っています。
子どもの治療用メガネフレームとしては、ここの商品が現状では一番ベター、
決してベストとは言いませんが、長い時間掛け心地を継続できるフレームとしては、
今は一番信頼性が高い子ども用フレームだと考えております。
メーカーとしての流通上の色々な問題はあると思いますが、
治療用の子どもたちには待ったなし、という事をもっと考えて頂きたい、
特約店を通じて再三お願いしてますがメーカーには一向に届きません。
一度メーカーの社長様に直接メール入れようかと考えたりしています。
当社ではパーツを出荷できない新製品は不適切として、
この新製品モデルのみ店頭から撤去しP-073モデルを販売中止しました。
以前からのモデルは今まで通り販売中でございます。
発売する前にしっかりアフター体制を整えてから納品する事が、
特に求められるべき商品だと思うのです。
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