先日の９月１１日夜、神戸三宮。

半熟映画祭「パラレルワールド2012」の映画イベントに閉店後車を走らせました。

神戸芸術工科大学映画専攻・映画コースの学生たちが創り上げた自主映画上映会でした。

４本の学生たちの作品が発表されましたが、その最後の作品「陽炎夜曲」を監督・主演したのが、私の親友の長男君。

本当に小さい頃から知っている彼が、いつの間にか映像の世界に取り付かれ、立派なクリエーターになった作品を拝見しました。

観る方も恥ずかしくなる派手なラブシーンもあり、両親や色々な知人が観ている中での４０分の大作上演会でした。

最後の舞台挨拶まで終了が深夜１１時、会場は神戸三宮シネ・リーブル神戸でした。

自分の大好きな道を熱く走り続ける若者の姿は、もうそれだけで感動で・・・

映画という総合芸術の世界に身を置き、多くのスタッフを束ねるリーダーシップと自分を表現したいという情熱、自分自身と戦う苦悩や重圧、それを何とか吹き飛ばそうとするエネルギーが伝わり、感動しました。

作品はチョッと「鈴木清順監督作品」を髣髴させるような雰囲気で、わかる様な難解の様な・・・作品でした。

何より、息子が撮り切った映画を感慨深けに、心配そうに、ちょっとハラハラドギマギしながらスクリーンを眺める、映画が大好きな親父と母親の視線。

映画が終わり息子の舞台挨拶後、チョッと恥ずかしそうにロビーに向かって歩いて行く仲の良い夫婦の姿が、息子の映画以上に微笑ましく印象的な夜でした・・・・・♪♪

小さかった長男君が情熱傾ける作品を、見せてもらえる機会を与えてもらえて、
本当に感動的でうれしかったです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。目指せ、未来の巨匠♪♪♪