先日レポートしました、東京行きレポートの第2弾!!
皇居近くの地下鉄東西線竹橋駅下車の
「東京国立近代美術館」です。
この美術館に出向いた目的は、
「東山魁夷展」
近代日本の超有名風景画家です。
本や写真集では、よく見るおなじみの絵画ですが、本物を見るのは、実は初めてでした。
平日にもかかわらず、大変な人気ぶりで、シニア層と女性客が多くて、会場も大混雑でした。
上のパンフレットの右側の作品は、京都市の円山公園のしだれ桜と月を描いたものですが、存在感のある、印象に深く残る作品のひとつでした。おそらくスケッチされた時は、多くの花見客と出店で賑わい、提灯等もあったはずですが、全てが削ぎ落とされて、実に静かな神秘的な時間が流れる作品に仕上がっています。
北欧の風景の作品群も感動しました。一番有名な、白馬のシリーズも初めてみました。「青」と「緑」の世界は本当に引き込まれます。
今回の展覧会の「図録」を買って帰りましたが、作者の風景を見たときの思いや心象風景が作品になっている事などが書かれていました。
今回の作品の中でも、奈良唐招提寺の襖絵は圧巻でした。
ものすごい迫力と襖絵から感じる宇宙観に大感動でした。
今月は2ヶ所にわたって芸術を楽しんできましたが
来月の東京出張の時も、ぜひ見たいものがあり、予定しています。
5月は、国立新美術館の「モディリアーニ展」へ行ってきます。
又その時のレポートは、「MAKINO LETTER」でご紹介しますネ!!
でも、ちゃんと仕事は済ましてから、見学に出かけているのですよ。
本物を観たり、美しいもの、新鮮なものを体験する事は、自分の感性や感覚を研ぎ澄ますのに最良の方法だと勝手に思っておりますが・・・・・
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