至福の時のお楽しみ・・・。

先日美山町のかやぶき美術館に見に行ってきた荒川尚也さんのガラス。
今回新しく自分の道具に仲間入りさせた器が「ワイングラス」
シンプルなスタイルですが、以前使っていた物より背が高く大きめ、
白でも赤でも使えるお気に入りです。

透明の色が付かないクリスタルは、窓から差し込むヒカリで、
様々な表情を映し、時間の経過も映し込む様に感じます。
工業製品の様な同じ形、同じ大きさではありませんが、
ひとつひとつガラスの塊をすくって吹いて仕上げる宙拭きガラスの味わいは、
何ともあたたかく、愛着感が沸いて手に馴染みます。
飲む時の口当たりの柔らかさも好きな感覚のひとつ。

キンキンに冷えた白ワインを真新しいワイングラスに注ぎ、
昨晩「家飲み」にて、早速楽しませて頂きました。
高価なバカラの様なブランド品から100円ショップのワイングラスまで、
ガラス製品だけでも沢山の生活用品があふれていますが、
自分の好きな作り手の、思いの伝わる器を使って楽しむ時間は最高の贅沢、
ついつい杯も進みがちですが、飲み過ぎないように気を付けないといけません・・・・・。

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