スタートしてから今年で20年目、第19回の海外老眼鏡無料配布活動、
今年は11月10日・11日の日程で開催されました。
期間中タイの水害により20年間で1度中止になったため今回が19回目の活動です。
第1日目がバンコクの西方向、バスで3時間以上の道のりの農村地帯、
カンチャナブリ県のラングールシャモワットの学校施設で、
約800人の度数を確認した後メガネ調整をして、800名にお渡ししました。
予定以上に移動時間がかかり、待って頂きましたが何とか予定通り配布完了。
2日目はバンコクの南のサムットプラカーン県のワットナムデーンで配布。
このお寺は今回で3回目の訪問になるお寺様です。
この日のバスでの移動時間は1時間位の予定でしたが、
途中バスのエンジントラブルで動かなくなり30分程車内で待機、
車内も急速に暑くなってきて、タクシー移動にするか検討中の最中、
何とかエンジンが動き出し時間はかかりましたがお寺まで到着。
前日同様お待ち頂いている全ての方にメガネの配布を無事完了出来ました。
確かこの国には日本の様な「車検制度」がありませんので、
車を長く使って、自分で直して使用する事もままある事らしく、
こんな思いもよらない色々なトラブルが、毎年必ず発生します。
そんなことも20年近く参加していると動ずることも余りなくなり、
タイの時間感覚と現地の生活習慣にイライラせず身を任せる事を覚えました。
バンコク市内のパグナム寺院の筆頭副住職様で、
タイ仏教会の公式行事として我々の活動のバックアップを
活動当初から毎年して頂いてる大切なピチャイ様との記念写真、
多くの日本の眼鏡屋が技術と誇りを秘めて参加させて頂いております。
来年はいよいよ20回目の節目の年を迎える事になります。
タイでバックアップ頂く現地の皆様や我々眼鏡屋も20年歳を取りました。
続けていく事の大変さや、次に繋げていく事の難しさがこれからの課題。
タイの国のインフラや経済状況も随分豊かに便利に変化してきたと思います。
変わらないのは、メガネをお渡しした時のタイの方々のあふれる笑顔、
笑顔に感動して、メガネ業に携わっている事に改めて誇りを感じ毎年参加しています。
第20回目の実施予定は、11月9日・10日で調整をしている様です。
また皆様のご協力をよろしくお願い致します。
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