第9回 海外老眼鏡無料配布活動 その1

パグナム10月19日・20日・21日の3日間、タイ王国の老眼鏡無料配布ボランティア活動に行ってまいりました。
今年の活動場所は、バンコク市内のワットパグナム寺院で3日間連続の配布活動でした。
写真がパグナム寺院の正面玄関です。
このお寺は、我々グループを受け入れてくださったお坊さんが、筆頭副住職を務められているお寺で、今回で4回目の配布になります。このお寺だけが3日間の配布活動で、今年も3000本以上の老眼鏡を日本から用意してきました。
ボランティア1今年のタイは、思ったより気温が低く、過ごしやすい気候でした。30度は超えていると思いますが、あまり暑さを感じない快適な活動でした。
この写真は、選ばれた老眼鏡を、一人一人のお顔に合わせてフィティング調整しているところです。タイの方の顔は、日本人に比べて横幅がかなり広く、メガネの幅をほとんどの方に対して広げないと快適な掛け心地にならず、その割りに耳までの距離が非常に短く、一人一人の顔に合わせるのは、日本人より大変でした。
耳の掛かる部分を曲げるのには、ヘアードライヤーを代用品として使用しています。
フィッティングこのフィッティングの作業は、立ちっぱなしで、メガネ店スタッフ一人当たり、2時間から2時間半で約100人近くを作業しないといけない状況ですので、大変な重労働です。
日頃慣れている作業ではありますが、個人的には日本人の顔の骨格よりタイの方の顔に合わすのは難しい・・・。
でも日本のメガネのプロとして、快適なメガネをお渡しするための最も大切な作業ですので、グループ参加の全てのメガネ店スタッフは、日頃の店頭でのお客様と同様に手抜きすることなく皆全力で取り組んでいます。
このボランティアグループ、NPO法人JTO-VG(日本・タイオプチカルボランティアグループ)の代表者は、日本のプロの技術と、日本の良い品質の老眼鏡を一緒にお届けする事が我々のこの活動の趣旨だと力説しています。
活動初日の19日金曜日は、朝9時半頃からスタートして、後片付けが終了したのが夕方の4時を回っていたっと思います。
第1日目の老眼鏡配布数は、約1200本で終了しました。
次回に続く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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