荒川　尚也　Exhibition [ ガラスの仕事] を見学に行って来ました。

もう30年以上前に市内の陶芸家の方のご紹介でお会いしてから、
素敵な吹きガラスの作品を愛用させて頂いています。
最後に工房にお邪魔したのが、もう10年以上前になるでしょうか？
随分久しぶりでお出会い出来るのを楽しみに出かけました。

昨年ここで作品展を開催されていたガラス作家さんが、
荒川さんの工房で働いていらっしゃった方で、
一年後に師匠の展示会が開催されることをお聞きしていて、
とても楽しみに待っておりました。

トップの写真が「Fish」という作品。
アンティーク時計からゼンマイを取り出したものを動力にして、
宙吹きガラスで作られた本体と金属で製作された背びれや尾びれが連動して、
まるで水中を泳ぐが如く動く作品に思わず圧倒されました。

昨日が初日という事で、到着した際はまだ作品を並べられたり、
メディアの取材を受けられたりと、お忙しくされておりましたが、
久しぶりに荒川ご夫妻との再会を果たせ、お話させて頂きました。

お出会いした当初から、色のつかない荒川さんの器が大好きで、
この日も目移りする作品ばかりでしたが、
耐熱のとってのあるカップ、ロックグラス、大きめのワイングラス・・・、
迷ったあげく、その内のひとつだけ久しぶりに作品を買い求めました。
日々の生活で愛用させてもらう器がまたひとつ増え幸せデス。

展示会は9月16日まで、月曜日が休館です。
豊かに時間が流れる美山のかやぶきの里近くにある小さな美術館、
ゆっくりのんびり、お出かけされてはいかかがですか？