一気に暖かくなったことも手伝って、今年は早い開花宣言がある様です。
サントリー山崎工場見学を終えて、歩いて20分位の所に
「アサヒビール大山崎山荘美術館」があります。
ここにも行きたいと思いながらなかなか行けなかった所です。
この山荘美術館の大きな庭園のサクラが大きな蕾を付けていました。
この建物は大正から昭和初期に実業家加賀正太郎が別荘として設計した
英国風の山荘で、平成に入り取り壊しの危機に合いましたが、
アサヒビールが京都府や大山崎町と復元整備して蘇ったものです。
天王山の麓の高台に位置し、眼下には桂川・宇治川・木津川が合流する
歴史上でも大変重要な土地柄であったと思います。
この日の特別展は民芸運動で活躍した陶芸家「濱田庄司」展。
静かな山荘でゆっくり落ち着いた時間の中で過ごせました。
この山荘につながる様に円形と方形の二つの建物があって、
この設計が安藤忠雄氏によるものです。
昭和初期の洋風の別荘にコンクリートの安藤建築、
サントリーとアサヒビールゆかりの大山崎はゆっくり時間の流れる素敵な街でした。
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