先日、京都市の高島屋1Fのロビーで偶然「エルメス スカーフ展」を開催しているときに訪れました。
偶然の連続、通ったときにラッキーにも「スカーフプリンティング・デモンストレーション」をやっている最中でした。
フランスのリヨンから来日のスカーフプリンティング職人2人が、純白のシルクから実際のスカーフが出来るまでのデモンストレーションを披露してくれていました。
純白の布地が、一版、一版、色を重ねていくと、あの「エルメス」の美しいスカーフに目の前で変化していくのです。
「エルメス」の商品は大変高価ですが、ヨーロッパのビッグブランドらしく、惜しみない手間と卓越した技術者の匠の技で仕上ていく様子は、感動物でした。
高級ブランドの考え方が、日本では名前や流行でついついもてはやされる傾向が強いようですが、長い歴史と妥協のない製品作りの積み重ねが本当のブランド価値なんだろうと思います。
プリントが終わった生地は、裁断され、熟練工の手仕事によって四方の縫製がされるそうです。熟練の手仕事でも1枚製作するのに45分以上を要するそうです。
この周りのかがり方でホンモノかどうかを確認できます、とのアナウンスでした。
本物は高価ですが、品質と製品に込める強い思いが感動的です!!
雑誌かなにかで読んだ事があります。
「本来高級ブランドは、そのブランドにふさわしい知性と教養を身に付けた者だけが装う事を許されるものだそうです。高校生や学生が平気で高級ブランド品を身に付けている日本という国は、ヨーロッパの人達からはどんな風に映っているのだろうか・・・・・・・・・・」
考えさせられるコメントでした。
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