久しぶりに東西揃い踏み

正月5日、今年の参拝は大好きなお寺、奈良西ノ京の「薬師寺」
薬師寺に近づくにつれて、びっくりしたことがありました。
昨年までは東塔が解体修理中につき姿がありませんでしたが、
工事の囲いがとれて、立派な二つの三重塔が姿を現しておりました。

お正月は、三ヶ日のみ金堂の国宝薬師如来のすぐ近くに「国宝吉祥天開扉」が、
4日から15日の間は「平成の吉祥天開扉」公開があり、この日は国宝絵図
ではなかったものの、ふくよかな顔の吉祥天の絵図が公開されておりました。
金堂のご本尊、薬師如来と月光菩薩・日光菩薩は、特にきれいで大好きな仏像です。
何回見に来ても飽きることがない仏さまです。

久しぶりに姿を現した東塔は創建当時から残っている建造物で、
平成12年から大修理が始まり、12年ぶりに東西の塔が姿を現し、
白鳳伽藍という薬師寺の伽藍が勢ぞろいします。
今年5月に落慶法要が営まれる予定だそうです。
薬師寺は京都の寺院や奈良公園内のお寺に比べると、
比較的参拝客も多くなく、いつもゆっくりした時間が流れていて
その空気感も大好きな理由かもしれません。

今年は少し暖かいせいなのか、梅のつぼみもふくらんでおりました。
今年も新年の参拝を終えて、いよいよ本格的にスタートです!!

最近のコメント

    アーカイブ